顔がひとまわりおおきくなってしまい、小顔からは遠ざかってしまうむくみ。
むくむことで目も小さくなり、見た目が大きく変わってしまいます。
「朝起きたら、顔がパンパン」「夕方になると顔がむくむ」「40歳を過ぎてむくみがひどくなった」といったお客様からの悩みも多いです。
むくみの原因
①塩分・糖分のとりすぎ
②水分・アルコールのとりすぎ
③冷え
④睡眠不足・疲れ
⑤筋肉量の低下
⑥ホルモンバランスの乱れ
お顔がむくむときは、体に余分な水分が溜まっていることが原因です。これは水分をとり過ぎているという意味ではなく、水分が不足することで体が水分を溜め込むよう働いてしまうことでむくむのです。
お酒を飲んだ翌朝にお顔がむくむのは、アルコールを肝臓で分解するときに水分が必要になるからです。ビールを何杯飲んでも喉がかわくのは、アルコール分解のため、飲んだ水分はアルコール分解にとられるためです。そして体が少しでも水分を保持しようとむくんでしまうのです。
夏にむくむ人が多いのは、冷房や冷たいもののとりすぎによる冷えが原因です。冷えることで血流の流れが悪くなり、水分の排出がうまくいかなくなっている状態です。
夕方になるとむくむという人は、座りっぱなしや立ちっぱなしの仕事などで血行不良になっていることが考えられます。
他にも、ホルモン周期、睡眠不足、疲れなどからむくみが起こりやすくなります。
また、40歳をすぎてからむくむ人が増えるのは、筋肉量の低下による血行不良が考えられます。猫背などで姿勢が悪く、血液やリンパの流れが悪くなっている人も顔がむくみやすいといえるでしょう。
ただし、むくみがずっと続く人は、腎臓など内臓の病気の可能性もあるので、病院の診察を受けることをおすすめします。
むくみの自己流対策
朝起きて、お顔がむくんでいる時は、温水と冷水で交互に洗顔をしていてください。血管の収縮と拡張が繰り返されることで血行がよくなり、むくみが解消します。
ホットタオルでお顔を温めるのもいいでしょう。タオルで水を濡らして絞り、電子レンジで少し加熱するとホットタオルが出来上がります。それをお顔にのせると血行がよくなり、むくみが引いていくでしょう。
時間に余裕がある場合はシャワーを浴びて体を温めるのもおすすめです。鎖骨のくぼみや下は老廃物を流すポイントです。ここをマッサージして老廃物を流しやすくすることもむくみ解消に役立ちます。
また乳液やマッサージオイルを使ってセルフケアもいいと思います。両手の手のひらを耳から首、鎖骨まで下げていき、人差し指で左鎖骨を挟んで肩の方は流していきましょう。
ジョギングやウォーキングなどをおこなって、新陳代謝を高め、老廃物を排出されやすい体を作るのも大切です。
むくみやすい人は睡眠不足にならないように気をつけましょう。
水分をしっかり補給して、カリウムをとる
むくみやすいからと水分補給を控えてしまうのは逆効果です。体の回りを良くするために積極的に水分をとってください。ただし冷たい飲み物は体を冷やすので、常温のものや温かいものを選んでください。
食品ではカリウムが含まれるものを取りましょう。塩分をとりすぎるとむくみやすくなりますが、カリウムには塩分を尿として体外に排出する働きがあります。
カリウムの含む食材
バナナ・アボカド・リンゴなど野菜や果物に多く含まれます
体を温める食材である根菜類や発酵食品、生姜などを料理に使うのもおすすめです。
白砂糖など甘いものは体を冷やすので注意しましょう。
下記のつぼがむくみのツボです。
お顔のむくみが気になる方は美容はりの際ぜひお声をおかけください。
むくみのツボに鍼をさせていただきます。
また、ご自身でこのつぼにお灸をするととても効果的ですので、ご自身でせんねんきゅうなどされるといいと思います。
美容はりはお顔のむくみに特に効果的です。
筋肉がゆるむので、その筋肉内を通っている血管の圧迫がとれ、血流がよくなるとともに、リンパの流れも改善して、むくみがとれていきます。
マスクを日常的にしていると、軽い圧迫が常にされていて、お顔の緊張がずっと続いています。そうするとお顔の筋肉の緊張のためむくみやすくなってきます。
定期的に美容はりをすることで、むくみのないお顔になりますので、ぜひお試しください。
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